新社会人必見!初任給をもらった新社会人のための給与明細の見方

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新社会人必見!初任給をもらった新社会人の給与明細の見方

初任給は自分が社会人になって初めて自分で稼いだお金です。それだけに受け取った時の嬉しさは思い出に残りますよね!
また同時に給与明細も貰えると思います。

「手取り」とか「天引き」とかいう言葉を聞きかじった方は多くいらっしゃると思いますが、実際どんなものかよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?給与明細にも「手取り」や「天引き」という言葉はどこにも書いていませんね。
ここではそういった言葉の意味も含めて初任給の給与明細の見方をお伝えします。これで初任給の仕組みがわかります!

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そもそも初任給はいつ、いくら貰えるのか?

もう初任給を貰った方もいればまだ貰っていない方もいらっしゃると思います。金額も募集要項に書いてた値と違う!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?これは会社の締め日や支払日(給料日)から生まれる違いなんです。これには

  • 当月末締め、当月X日払い
  • 月中締め、当月X日払い
  • 当月X’日締め、当月X日払い
  • 当月末締め、翌月X日払い

3パターンあります。ちなみに賃金の計算期間と支払日は労働条件通知書に記載されています。

当月末締め、当月X日払い

例えば4月給与で、賃金支払日が4月25日の場合、4月30日で締めて、賃金は4月25日に支払われます。26日~30日の期間はまだ働いていないのにその間の賃金が支払われることに違和感を感じるかもしれませんが、これが月給制の特徴です。毎月約束された基準内賃金がもらえるのが給与所得の強みです。

一方で30日に締めるというのは、4月1日~4月30日の勤怠・他の情報を申請するいうことです。勤怠・他の情報とは、年休使用日数に関する情報、早出・残業等の情報です。
申請に基づいた賃金の調整は来月の給与で反映されます。つまり、

  • 4月給与 = 4月基準内賃金(基本給)
  • 5月給与 = 5月基準内賃金(基本給) + 4月基準外賃金(所定外手当等)

ということになります。

このパターンの企業に勤めている方は満額で初任給が支給されます。

月中締め、当月X日払い

例えば4月給与で、賃金支払日が4月25日の場合、4月15日で締めて、賃金は4月25日に、一般的に4月1日~4月15日の日割りで支給されます。基準内賃金(基本給)と基準外賃金(所定外手当等)が同じ日に支給されます。

このパターンの企業であっても、初任給に限っては満額支給したり、3月16日~4月15日の基準外賃金を5月給与で支給したりする企業もあります。

当月X’日締め、当月X日払い

月中締め、当月X日払いのパターンとほぼ同じです。例えば4月給与で、締め日が4月20日で賃金支払日が4月25日の場合、賃金は4月1日~4月20日の日割りで4月25日に支給されます。基準内賃金(基本給)と基準外賃金(所定外手当等)で計算期間が異なる場合があります。

当月末締め、翌月X日払い

例えば4月給与で、賃金支払日が5月10日の場合、4月30日で締めて、賃金が5月10日に支払われます。基準内賃金(基本給)と基準外賃金(所定外手当等)が同じ日に支給されます。

余談ですが、初任給が5月になると中々それまでの生活が大変ですよね……。

給与計算の基本

給料はそれがそのままそっくり貰える訳ではなく、保険料や所得税が天引きという形で控除されて手取りとなって自分の口座に入ってきます。

天引き
控除のことです。支給額から取り除かれる項目のことです。
手取り
給与明細では差引支給額と表現されます。

差引支給額(手取り額) = 総支給額(給与) – 控除額(天引き) + その他支給(交通費等)

基本的にはこの計算式で給与の手取りが導き出されますので覚えておいて損は無いでしょう。

天引きされているのは「保険料」と「税金」

給料から何かよくわからないものが引かれている!と気付いてショックを受けた方もいらっしゃると思います。これでも初任給で控除される物は少ない方です。これから何が何のために控除されているのか知っていきましょう。

控除されている物は保険料税金の2種類です。

名称 区分 控除開始月
健康保険料 社会保険 5月
介護保険料 社会保険 40歳の誕生日の前日がある月
厚生年金保険料 社会保険 5月
雇用保険料 労働保険 4月
所得税 税金 4月
住民税 税金 2年目の6月

上記で挙げたものは法律により支払いが義務付けられている項目です。企業によってはこれに労働組合の組合費等が控除される場合があります。また、個人的に財形貯蓄等の福利厚生を利用している場合はこれらも控除されます。
初任給では雇用保険料所得税が控除されています。これらの金額がどの様に計算されているのか見てみましょう。

雇用保険料の計算方法

そもそも雇用保険って何でしょうか。これは厚生労働省によって次のように定義されています。

雇用保険は、

  1. 労働者が失業してその所得の源泉を喪失した場合、労働者について雇用の継続が困難となる事由が生じた場合及び労働者が自ら職業に関する教育訓練を受けた場合に、生活及び雇用の安定と就職の促進のために失業等給付を支給
  2. 失業の予防、雇用状態の是正及び雇用機会の増大、労働者の能力の開発及び向上その他労働者の福祉の増進を図るためのニ事業を実施

する、雇用に関する総合的機能を有する制度です。

ハローワークインターネットサービス – 雇用保険制度の概要

要するに失業した時の保険です。

雇用保険料は一般の事業の場合次の式によって算出されています。

雇用保険料 = 総支給額 × 0.005

また、雇用保険料はこちらのサイトで実際に計算できます。

また、総支給額とは言っても、対象になる物とならない物があります。

対象 非対象
基本給
残業手当
深夜手当
休日手当
通勤手当
定期券
家族手当
教育手当
日直手当
役職手当
地域手当
住宅手当
単身赴任手当
技能手当
奨励手当
調整手当
…etc
結婚祝い金
死亡弔慰金
災害見舞い金
出張旅費
宿泊費(実費弁償的なもの)
会社が全額負担する生命保険の掛け金
…etc

定期代等の交通費も対象になっているので、福利厚生で通勤交通費支給となっている企業に勤めている方は気を付けておいたほうが良いですね。通勤交通費が多いと手取りが多く見えて喜んでしまいがちですが、実質雇用保険料を多く支払っているのでその分を損をしています。会社は近い方が良いです。

所得税の計算方法

所得税(しょとくぜい)とは、担税力の源泉を、所得、消費及び資産と区分した場合に、所得に対して課される税金のこと。

所得税 – Wikipedia

所得税は1年間の所得に対して課税されるので、正確には年末に支払う物なのですが、年末に大きな負担がかからないように毎月の給与からおおよその所得税額が控除されています。正確な所得税額の計算とこれに基づいた毎月の天引きとの調整は年末に行われます。これが年末調整です。
ちなみにこのおおよその所得税額(月額の給与所得の源泉徴収税額)は国税庁によって公開されています。

給与所得の源泉徴収税額表(平成27年分) はてブ数

まとめ

今回は初任給の仕組みについて解説しました。初任給では雇用保険料と所得税だけが天引きされていましたが、次回の給与ではさらに健康保険料と厚生年金保険料が天引きされます。これが中々に大きいです……。
少しずつ勉強していきましょう!

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